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自戒をこめて

2006–11–07 (Tue) 03:30
近頃、適当な言葉というのを見つけ出すのがひどく難しくなりました。
己の軸がぶれてぶれてしょうがないからでしょうか。
それとも自分の未熟の根本的なところから
目を背けていたせいでしょうか。
もともと私は、自身を認識しなおすのに時間がかかるほうです。
過去に関しては突き放してみれますが、
現在に関していえばなかなか自身の現状を言葉にできない。
故に日記の表題はだいたい迷うことが多いのも現状です。

今日の報告は、ようやく仕事を決められた、という事。その一点です。
ただ、苦しみぬいてたどり着いた結果の割には、
喜びが素直に湧き上がってきませんでした。
私の中から、おびえが抜けないのでしょう。
社会に対する怯えでもあるし、己の自信のなさでもある。
甘い。
この一言は常に己に向けて呟き続けた自問の冒頭に上がる言葉ですが
あらためて、甘い。そう痛感します。

先週、私は某大手服飾メーカーに面接に行ってきました。
とある紳士ブランドの販売員として雇用していただくためです。
派遣会社を渡り歩き始めた時から幾度も悩んだ進路でした。
女性が一般的に強い業界であることもありますが、
それ以前に私は、キャリアの積み上げが年齢に比して
あまりに少ないという致命的な泣き所があります。
なかなか仕事を貰うことができず、
一度は方針を翻し、諦めかけたこともありました。
服飾に携わった経験も短く、
そしてフリーターとして不意にした時間は長い。
私が持つ経歴上の不利を、
派遣会社の方は熱意で押し切ってくださいました。
その方は私と面接した時、私の経歴と私自身の双方から、
さまざまな不利を汲み取っていたことでしょう。
それでもなお、私のためにいろいろ骨をおって
話をついで面接をとりつけてくれました。
私にかけてくださった期待を裏切りたくない、
そういう気持ちが強く出ました。

しかし、面接の内容は惨憺たるものでした。
もう十分落ち込んだので、俯くことは少なかったのですが、
己の浅薄さだけはどうしても噛み締めなければなりません。
しかし今日、採用していただく話が手元に届くにいたり、
私は改めて実感してしまったのです。

週末に会ってきた父の言葉が脳裏をめぐりました。
私が勝手に自沈し、いじけて俯いている時にですら、
そっと励ましてくれた友人の顔が浮かびました。
自分ひとりが立ち上がるのに、
どれだけたくさんの人の助けを得なければならなかったか。
そして、振り返らずともにじみ出てくることがもうひとつ。
自分は今まで、どれだけの人の期待を裏切ったのかと。
そのひとつひとつがささやかな物であったとしても、
かけられた期待を裏切ったことは事実でした。
裏切られた人たちが多少なりとも感じるであろうやるせない気持ちを、
私はどうすることもできない。
そういうことを改めて噛み締めます。

だから怯えているのか、といわれればそうでしょう。
結局、自信は現実の積み重ねからしか取り戻せない。
私は振り払っていかなければならなりません。
はたからみれば当たり前のことなのです。
しかし私は、当たり前のことができない人間です。

採用の話を受け取った瞬間、強く噛み締めることになりました。
再出発します。そして問い続けます。
あまり表に出すことではないですが、
自戒の念をこめてここに残すことにします。
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コメント

いいんじゃない 俺はどんな 祐介でもみかぎらないよ
それは知ってるでしょ
日本でがんばれるお前を俺はすごいと思うよ
仕事はただの生活の糧
そこに何を見出すかがが問題で
自己をしっかり持ってれば何の問題もないんじゃない
しかい 惜しむらくはお前は酒を飲めないことだね

>Stranger

ああまったくだ。
酒が飲めればヒモな俺なんて未来も描けそうで
たまに妄想で楽しんでる酒の飲めない酔っ払い。

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Author:賀沢祐介
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