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日刊賀沢ダイジェスト! その1~仕事篇

2006–04–12 (Wed) 23:59
およそ一月ぶりの更新です。
長らくご無沙汰していました。
この一月の間に、さまざまなことがあり、
いろいろ書きたい事がたくさんあったのですが
予想通り私はそのほとんどを忘れ、
ほとんどは賞味期限を過ぎました。

しかし再開するにはこれらを語らないのはもったいない。
というものだけ取り上げて、
日付をややずらした上での更新をまず
正式復帰の足がかりにしようと思います。
私の復帰を催促し、首を長くして待ってくれました
数少ないコアな私の友人たちに、まずは感謝を。さて、ダイジェスト版での過去のネタ更新ですが
まずは何よりも現在の生活基盤である仕事がらみの話から。
実は、私本人としてはこれほど詰まらん話もないだろうなと思う
私の仕事関係の話ですが、
しかし日常の些細な断片として、
私の仕事はそれ自体が大したことがないとしても
他人から見れば大いに異世界の雰囲気が漂うものなのだろうと
考え直すことにしました。
ということで、これからも極力制限せずに
話せるネタは話してしまおうと思い立ったわけであります。

それでは、まずは賀沢ダイジェスト 仕事篇。参ります。

★ラスト・チャンス

始まって早々、ラストチャンスかよ!
というツッコミがふってきそうです。
実は先月末、私は派遣契約先の営業担当から呼び出され
仕事中に面接を行いました。
ようは私の業務態度についての注意勧告です。
ついにきました…
話はまず遅刻の点からはじまりました。
実は私はこの日記で報告してから一月後、一度遅刻しておりまして
一月に一回、遅刻をした形になっております。
その点については、
いつか指摘されるであろうことを覚悟していたので
予想の範疇でした。
しかし、問題はここからでした。
いわく、私は1月中旬から3月末までの2ヵ月半で犯した
過不足発生件数の報告があまりにも多すぎるという内容でした。
10数件の過不足報告書をカードのように広げ
これでは契約更新はありえないと言われたのでした。
そこで、その日から四月中旬までの二週間を
テスト期間として、ノーミスで乗り切ってくれといわれたのでした。

問題を全てクリアして契約更新か、
それともこの女人天国の職場からグッバイか。

私はすでに結論をだす用意ができていました。
そう。答えはひとつ。

さよならアディオス!

売場の女をつまみぐいしておさらばさ!!



きっと読者はこう期待するのでしょうが
いいえ違います。
私の結論は確信をもってラスト・チャンスを楽勝クリア。
私は実は、ミスをしない方法論は確立したと
実感していたのです。
そしてその方法論で、私は最後のミスから非常にいい調子でした。
いくら、ただのしがないレジオペレータだからといって
仕事を怠慢にしていたわけではありません。

聞き耳と突発的妄想は、怠惰だという意見は、聞こえません

ともかく、私はミスが起こるたび、その分析を常に進めておりました。
ようはその方法論が確立されるまで、
私の適応能力の遅さなのか
聞き耳と妄想にかける脳稼動率の多さゆえの弊害か
原因はともかく2ヵ月半かかったのです。

しかし、今日この日に言い渡さなくても……
と私は思いました。

その話を言い渡された日
私は、早番で入っておりましたが、遅番がいませんでした。
つまりいつものシフト制での8時間勤務ではなく
開店から閉店まで通しで
ひとつのレジを受け持っていた最中だったのです。

11時間の営業時間を、休憩以外の時間すべてゼロに。
なかなか難解なことを要求してくれます。
しかもその日、試練はさらに上澄みされていました。

後に私は、この日を進物ラッシュと名づけました。
決算期直前だからか、進物を頼みにくる客が目白押しで
販売員も目を回し、
地下にある営業推進部から援軍が動員されるほど
ファッションパーツのカウンターは
てんてこ舞いの売場状況だったのです。
怒涛のようにふってくる取引件数は多いだけでなく、
そのひとつひとつが尋常でない購入点数。
金額も大きくなり、リスクも上がります。
そのうえ、
午後6時を過ぎた頃、私は疲労が表に出始めるほどの状態でした。

最後のほうは、集中力が持たずに朦朧とした状態でしたが
それでも正確性を意識しながら、レジを打ち続けました。
閉店の音楽がなりはじめても、決して引かない客の波。
レジが最後の取引を打ち込んだのは、
閉店時間後30分を過ぎた頃でした。

レジを正確に打つことの難しさは、確かにあるのですが、
何故正確に打ちづらいか、
何故間違いを防ぎきれないのか、
この二点が実は最大の難問でありました。
詳しく述べるのは後日機会がある時に回します。

ともかく、私は全ての客が帰ったあと、
すぐにレジ締めの準備を始めました。
最後の取引を打ち込む時まで、
レジ周りの整理などやっている暇はない有様でした。
まとめながらやるのはとても不可能な状況でした。
まずは現金と金券類の整理からはじめます。

1001円が足りません。
私が静かにこの職場を去る日が来たようです……

とあっさり諦めるはずもありません。
千円は金券の数え間違いから発見しました。
枚数計算する機械は、ピン札状態のものに弱いのです。
しかし、1円。
よほどポケットから出せばいいのにと思うわけですが
そんなの私の矜持が許すはずないでしょう。
思い出します。
ああ、ありました。激動の売場での記憶の中、
ある販売員が釣銭の一円を落とし、あとで探しておくということで
1円を改めて出したことを。
私はレジ台を動かして1円を発見し、事なきを得ました。

さて、今日の日記の更新日付をみてください。
実は、この日がその2週間の期限でした。
ちなみに、現在(4/17)3週間の記録更新中です。
当然です。それが私のちいさな自慢です。
遅刻は……わからないですがね。
とりあえず、問題はひとつクリアしたという話でした。


★狼が羊の皮をかぶったら顔のサイズでバレるよね

さて、職場での私は、
一般人がやるようにひとつの仮面をかぶります。
一般人はどのように意図して仮面をかぶっているのか知りませんが
私の場合、それはひとつのキャラクターを私に課すことを
自身の楽しみにするようになっています。
キャラクターは環境のうえで育ちます。
決して自我を下地に芽生えることはありません。
私がこの女ばかりの環境、
そして社会というなれない環境の中で作ったキャラクタイメージは
『バーコード頭でさえない、いつも必死な要領悪いおっさん』
でした。
演じていて、毎日が楽しいです。

ところが、この仮面はあくまで私の取り付けた仮面であって
リラックスした状態になるとその裏側から
『ちんこな私』
が現れます。
まあつまり、ありていに言うと、
いつでもどこでも剥き出しのリビドーマシーンな発言をする
こっけいな人という顔です。

そこに破壊者は現れました。

名前をナランチャとしておきましょう。
(彼はナランチャが大好きなのです)
ナランチャはこの百貨店に昨年はいったばかりの新入社員で
ベビーフェイスで女心をくすぐる顔して
やんちゃ心が抜けきらないファンキーな若者です。
彼は仲間を求めていました。
ここは女性社員と女性販売員が大半を占めるファッションパーツ売場。
彼は同姓の仲間に餓えていました。
そんなときに私が派遣社員としてこのレジにやってきたものですから
私にそれを求めるのは当然の成り行きなのでした。
仮面の下から覗かせる私のキャラクタを見抜いたナランチャは
私を仲間と認めました。
私もいい気晴らしの相手ができたなと、
彼が通り過ぎるたびに入れてくる茶々にも
小気味よく答えていたのでした。

ある日、彼とレジの同僚であるアネゴが話をしていました。
わたしが早番の仕事を終えて、帰る前のことでした。
ナランチャが疲労の色濃く出るその顔を俯かせていたので
目ざといアネゴは何気ない口調で訊いたのでした。
「調子悪いの?」
するとナランチャは俯きながら答えたのでした。
「最近食べてなくて」

普通に受け取るのが人間です。
しかし普通に受け取らない私の顔がでてしまうほど
私は彼と冗談を言い合う日常が定着していたのでした。
私はすかさずこう切り替えしてしまったのです。

「女?」

食べてない=女

売場全体が凍りつきました。
それは南極に放り込まれたアボリジニのように
圧倒的な速度で凍えを通り越したのでした。
のりのいいアネゴも、そしてナランチャすらも無言でした。

それ以来、私は一部の女性社員から
心なし白眼視を受けているように感じ始めたのでした。
以前話の中に出てきた、ウサギのような顔をしたカマトト販売員などは
私に向けていた警戒心をさらに鋭く突きつけてきたのでした。
もはや目もあわせぬその状態は、尋常を通り越しております。

しかし私は今日もまた、バーコード頭の羊の皮をかぶり
仕事に勤しむのです。

ひとつだけ変わったことがあります。
愛想が良くなりました。女性社員に。
保身?いいえちがいます。
マスクにもうひとつの条件を加えただけです。
「油断してたら捕食されるから気をつけて」という
女たらし特有の、暖かい眼差しを付け加えたのでした。


★小さな幸せ

百貨店の仕事をしていて、些細な幸せを感じるときがあります。
それは、帰宅前に地下の食品売り場で賞味期限が近づいた食材が
社員販売として半額以下で売り出されたタイミングに出くわしたときです。
貧乏を自炊で何とかごまかしている私としては
こういういい食材がやすく手に入る機会というのは
思わぬ行幸なのです。
その日も私は、おいしそうなてんぷらを購入して、
家路に着きました。
帰宅するとそのてんぷらをメインに料理をそろえ、
ささやかな幸福に満たされながら食卓に着いたのでした。
片手間でチャットをするのは日常ですが
その日は朋友である円城寺くんとチャットをしていました。
彼は大学以来の親友です。
私は彼にそのことを話したのでした。

「百貨店にいてよかったなと思うのは
デパチカのうまい食材が、
たまに大安売りされるところだ。
今日もうまそうな天ぷらゲットしてきた」

すると彼はすかさず、こう返してきたのです。

「百貨店にいてよかったなと思うのは
デパガのうまい食材が、
たまに大安売りされることだ。
今日もうまそうな天然ゲットしてきた
と、しか読めなかった」

すごい変換能力だぞ!円城寺!
そして俺が普通なこと言うのがそんなに不可思議かよ!円城寺!


★ウロコ組

新入社員がはいってきました。
なんとも若々しい男女がひとりづつ。
これからこの百貨店の管理者として働く人間の初々しい姿
なんともかわいらしいことです。
しかし、まっさらの素人であることも確かなので、
私までいろいろと教えて差し上げることが多々ありました。
さて、そんななかで大活躍が一年先輩のナランチャくん。
新人二人を相手に、まずは接客とサービス内容の説明
この売場では欠かせないプレゼント包装の仕方などを
ハッスルして教えています。
なかなか落ち着きがないのはいつものことですが、
今日はいつもにもまして落ち着きがないナランチャを嗜めようと
私は彼を呼んだのでした。
「ナランチャ」
すかさず気合をいれて答える彼。
「Yes!I am!」
ポーズ決めてれば完璧でしたよ。
私はふき出しました。
それ以来彼とはJOJOネタで盛り上がる仲です。
ちなみに二人ともダメ社員だね、という話をする中で
ウロコ組なるものを作るかという話をしたのも彼でした。
ちなみにウロコというのはこの百貨店の隠語で「欠陥品」
もうひとつちなみに、ねちねちと粘着気質で販売員に付きまとった挙句
何も買わないで買える客はウロゼンといいます。
ゼンとは客の隠語の略です。

やっぱり隠語って、一番覚えるのが早いですよね。
我々はJOJOなウロコ組。
私は彼をここではナランチャと呼んでいますが、
彼は私をペッシと呼んできます。
だから私は彼をプロシュート兄ィとからかって
新入社員を教える最中に些事を入れてやったのでした。
「『ヤってやる』など使っちゃいけない。
『ヤった』ならつかっていい」

これをいえるのは俺だけだと思っていますがね。
最後にジョジョネタでもうひとつパロディーを。
「カザワァ!貴様一体何人の女を食ってきた!」
「貴様は今まで食ったパンの枚数を覚えているか?」
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コメント

日刊賀沢ダイジェスト! その1~仕事篇

お、生きてたか。
元気そうで何よりだ。
つかむしろ俺が死にそうだ。
4月1日の人事発表の後に急遽辞めんな糞ボケが!
(ごめん、こっちの話)

日刊賀沢ダイジェスト! その1~仕事篇

>猟犬

やっぱ逃げたネズミはいたんだな。
あんたは戦うのだな。
そんなあなたに抗鬱剤でもプレゼントしよう。

明日があるさ、とかいってる暇がないだろうから。
俺は今日の日記にたどり着くまで
更新をやめない。

ケースワーカーと30代,40代の転職

ケースワーカーは、生活に苦しむ市民を助け、その後の自立を促す http://riband.misterblackband.com/

柔道

アメリカンフットボール

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Author:賀沢祐介
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細々と小説などを書き綴りながら文筆の先に悦びを見出そうとしている。
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そんなあわれな男です。

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