スポンサーサイト

--–--–-- (--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

喜望峰からの帰還

2006–03–06 (Mon) 01:00
日付を越えての更新になりますが、
前回更新した「ディアスの航路へ」の続きです。
パウラから餞別にナイルパーチなどの魚を贈られたディックは
パウラがログアウトすると同時に
さっそく出港準備に取り掛かりました。

水をやや大目に積み
食料はパウラからもらった魚である程度賄います。
魚や食品等の交易品は、「物資」として転換すると
実際の「食料」より多くなる品目があります。
もらった魚は転用率が1個につき食料=2~3のもの。
つまりもらった30樽前後の魚は、転用すると
食料70~80くらいに化けます。これは備蓄するには大きい。
船は戦艦から移動用の小型キャラックに乗り換え、
船員も最低航行人数まで削ります。

さて、この食料を元手に目指すは、
アフリカ南端のケープからアフリカ北西部のカーボ・ヴェルデ。
できるなら直接セビリアまでの長い航路です。
アフリカ南岸は先ほどの航海を見る限り
追い風を受けることができます。
そして北岸に近づくにつれて向かい風になります。
PK可能海域ですので、できるだけ寄り道はせず
沿岸に巣食うNPC海賊も無視するために沿岸航行は避け、
ケープから北西に進路をとり、ほぼまっすぐに
ケープとカーボ・ヴェルデの位置を結ぶように
最短の航海を心がけます。

実はこのゲーム、一般的には冒険者技能の「操帆」を使って
航海するのがほぼ当たり前のようになりました。
操帆というのは、
通常だと帆に風を受けて船足が最速に達するまで
自分で帆の向きを調整し、風向きに合わせながら
風をため続ける作業を行うのに対し、
いきなりそれらの作業をすっとばして
最速に達した後訪れる、オート・セイリング
つまり自動操帆に切り替えてしまうという技能。
軍人一筋で交易系や冒険系の職業に転職しなかったディックは
未だにこの操帆を持っていません。
つまり、ただの追い風ならば風を受け続ければいいのですが
向かい風に近くなると、帆の角度を調整し、風を帆にためる作業が
ひとつの苦労になります。
つまり、風向きによっては針路を風向きにあうように向けたほうが
操帆技能を持たない自分にとって速い場合もあり、
まさしく風を読みながらの風任せな航海になるともいえます。
今回ディックにとって初の単独長期航行は、
①海賊の襲撃
②風にあわせた操帆作業
こうした二つの難点を踏まえたうえで行わねばなりません。

ケープを出帆し、北西に進路をとると、
風は南南東から吹いていました。
風をそのまま受けて北西に針路を取り、進みます。
アフリカ沿岸の単独航行01

やがて沿岸が見えなくなり、あたり一面が全て海の風景に。
たったひとりで、何も妨げるもののない青の世界に
私は今身を置いています。
実は大航海時代ONLINEが発表されてより
私があこがれていたのはこうした航海そのものでした。
でも、私がこうしてアフリカ南岸を航行している最中にも
地中海や北海には他の人の船が往来を続けているのです。
そうした地続きの世界を感じる瞬間を、
海面を通して、空を通してみることのできる世界が
このゲームにはあると確信したから、
このゲームをはじめたのでした。
今、この海の上、私はひとりです。
アフリカ沿岸の単独航行02アフリカ沿岸の単独航行03アフリカ沿岸の単独航行04

いくつもの朝が訪れ、日が沈み
月が昇り、また朝が来る。
空の変転とともに変わるものはひたすら私の船の上のことと
風向きのこと、そして潮の流れそれだけ。
ああ、なんて心地のよい孤独だろう。
そう思っていたら、ネズミが湧いて
パウラからもらった貴重な備蓄食料をあらされました。
こまめに転用することを試みるも
続いて火災が発生。
「おい、酔いどれのひよっこども!何してやがんだ!」
声を荒げるディックですが、しかし長期航海には災害がつき物。
災害守護をつかさどる船首像も金欠で買っていません。
仕方なく、こまめに転用し、さっさと全ての魚を転用することに。

さて、目測よりやや東側で北の陸地を見ることになりました。
象牙海岸のあるアフリカ北西部です。
カーボ・ヴェルデまではもうすぐ。
アフリカ沿岸の単独航行05

沿岸にはびっしりとNPC海賊船団がたむろしています。
むしろこいつら同士が食い争いそうなほど密集しています。
無論、沿岸から遠巻きに回避。
移動用の船には大砲発射に必要な船員も
その大砲すらも積んでいません。
荒らしまわっていくには食料と船員の備蓄、
そしてなによりPKによる突然の襲撃にもひるまない
不動の覚悟と自信が必要です。

さて、食料水ともにある程度余裕があったのですが
とりあえず予定通りカーボ・ヴェルデに寄航。
だいたいゲーム時間にして45日前後の航海でした。
つまり、45分まるまる洋上。
ここまでの航海で、けっこう疲れがたまりました。
今まではパウラとともに会話しながらでしたが
今回は3時間ちょっとの集中したプレー時間の後で
しかも眠気がきていたため、いろいろと消耗しました。
しかし、この消耗も何故か心地よい。

補給を済ませ、手頃な交易品を積み込んでから
今度はセビリアを目指します。
セビリアに寄航して交易品をさばいた後は
食料・水・酒宴用のワインなどを積んで
一挙にロンドンを目指し、北上。
ギルドから手頃な仕事でも受けようかと思いましたが
ロンドンでの謁見を手早く済ませてしまいたいのでやめました。

そして私はついに、カーボ・ヴェルデからロンドンまで
足掛け80日前後で到着しました。
個人的には、はじめての大航海でした。
それも操帆なしで、常に帆を操りながら、
風を見て、航路を選びつつ、目的地を目指す。
まさしく航海することだけに充実感を覚えた1時間半でした。

さて。ロンドンに着いたディックを迎えたのは
女王陛下謁見の通達。
ロンドン凱旋

ディックは長旅に疲れた船員に祝杯をあげさせ
ロンドンの酒場娘、いとしのアンジェラとしばし歓談してから
王宮への道を進みます。
ライザ一党

そしていよいよ、役者の揃った宮殿にて
イングランドの最高統治者にして穢れなきヴァージン・クイーン
エリザベス一世との謁見です。
(処女だったかどうかは定かではありませんが)
謁見釈放

女王陛下よりねぎらいの言葉を戴くのもそこそこに
まずはエグモンドら『海の旅団』との引き合わせと
イングランド・ネーデルラント両国の海上協定を約束させます。
続いて、フレデリクが
ひと使いの荒いイングランド・イベント主人公ライザを引き立てるように紹介し
この長い航海の本当の起因であり、謁見するための本当の理由である
ライザの兄、ウィリアムの冤罪と
キリングリュー伯爵がイスパニアとひそかに通じていることを立証。
無事にウィリアム釈放を勝ち取ります。
再会

そして、ライザと兄ウィリアムの再会。

フレデリクやエグモンドら「海の旅団」の者たちや
ウィリアム、ライザの兄妹たちとは
しばしのお別れです。

ライザ、あんた、やらせてくれたら
すげーいい女だったのにな。
一仕事終えたディックは、皆が去った後の王宮前広場にて
ひとりごちるのでありました。
スポンサーサイト

« ディアスの航路へ | HOME |  りき丸の生活 »

コメント

喜望峰からの帰還

単独航海おつかれ。つぎはインドから帰還な。
さながら帰巣本能の実験に使われる飼い犬の様。
といってももうちょい名声上げないと入港許可下りないので、
まずはまたジェノヴァOnlineかな。

喜望峰からの帰還

>猟犬

俺はいつからお前の飼い犬になったんだ・・・orz
しかしインドからの帰還は是非やってみたい。
望むらくは、ロンドンからカリカットまでの単独航行を
是非ともいつかは成功させたい。
猟犬の日記を読むとそういう気持ちが強くなる時があるよ。

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示

トラックバック

トラックバックURL

http://kazawa.blog39.fc2.com/tb.php/65-a6938f52

⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

日時

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

カテゴリー

<< 全タイトルを表示 >>

プロフィール

賀沢祐介

Author:賀沢祐介
かつて詩人を称していた男。
細々と小説などを書き綴りながら文筆の先に悦びを見出そうとしている。
文筆を除けば己には、恥的人間であること以外何も残らない。
そんなあわれな男です。

■オンラインゲーム世界の分身たち

《信長ONLINE~飛龍の章~》
サーバー:烈風伝
1st
名前:甲賀りき丸
職業:暗殺忍者 lv55
所属:武田家
身分:奉行(武田義信隊)
2nd
名前:甲賀りき之助
職業:侍 lv38
所属:武田家
身分:与力(保科隊)
3rd
名前:甲賀りき乃
職業:傾奇者 lv11
所属:隠れ里
身分:もののふ

《大航海時代ONLINE》
サーバー:NOTOS
名前:ディックガイ
職業:用心棒
商会:ひとりでできるもん。
国籍;イングランド
階級:准七等勲爵士

ブロとも申請フォーム

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  03  02  01 

リンク

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。