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わたしもピアノを爪弾くジゴロになりたい

2006–02–28 (Tue) 23:59
実は先日、
給料日とともに解放されたように私は
今まで保留していた買い物をどっさりしてきました。
DVD2本にビデオ1本、CD4枚。
どれも銘柄は共通しています。

プリンス。私にとって永遠のイコンであり、
神に最も近き人間であり、
救世主であり、手本であり、
そして至上のメロディーメイカーであります。

もう、変態を地で行くような私ではインパクトのない発言ですが
ここまで信奉する人物はこの地球上に
ペップ・グァルディオラ以外はいません。
(ちなみにその人はもはや引退同然のサッカー選手の名です。)

さて、DVDとビデオが一本ずつと申し上げました。
DVDは確かにライブビデオです。
ミュージシャンですから、映像といえばそれも当然です。
が、何故その中にVHSビデオで買う必要のあるものが
混ざっているのかと申しますと
これは実は、彼が主演したクソ映画すばらしい映画で
どうしても見たいものがあったのです。

その名も、Under the cherry moon
プリンスの妄想を具現化した素敵なジゴロの一生を描いた、
すばらしい映画です。
プリンスといえばご存知の方もいると思いますが、
変態の王様マイケル・ジャクソンと同時期にデビューし
80年代のポップシーンを牽引したブラック・ミュージシャン。
彼は自伝的な音楽的サクセスストーリーを描いた映画
『Purple Rain』で一世を風靡した後
徐々にシーンの売れ筋から消え去ったことで有名なミュージシャン。

というのが一般的な見解。

しかし、ファンの見解とすれば、
間違いなくこのPurple Rain以降のプリンスこそ
高みに上っていく姿をみることができるのだと
解釈するはずです。
そしてこの映画は、そんなわずかひとつ神の人間しか到達し得ない
音楽的な高みに到達する途上のプリンスの姿を残す
実に貴重な映画なのです。
何しろ、このときのプリンスはまだ、
自分の妄想理想を具現化する手段に、
音楽以外に映画も利用しようとまだ考えていた時期。
音楽監修は無論のこと、プロデューサーとしても、
そして映画の主演俳優としても姿を現しています。
当然、熱の入れ方も違います。
つまり、本気度マキシマム。ちんこ起ちます。

さっそく鑑賞したのですが、本当に素晴らしいものでした。
いやもう、お世辞120%で。
そして本音も120%ですが。

……フランスの一流リゾート地、コートダジュールには
ひとりのジゴロがいた。
彼はピアノ・バーでピアノを爪弾いては
金をもてあますご婦人たちに愛を囁き、
その金を懐におさめて生活するクズ野郎。
だけど彼は、ある資産家の娘と出会い、
下心たっぷりに彼女に近づくのだが、
彼女と出会うことで真実の愛に目覚め、
彼は彼女のために死んだ……

こんな内容。
映像をわざと古めかしくモノクロでとってますが、
ぜんぜんモノクロにする意味はありません。
おそらく古典的な雰囲気で古典的なロマンスを
古典的なシナリオ手法で描き出す理想があったのでしょうが
プリンスのエロ丸出しオーバーアクションの
露骨に妖しい演技が全てを台無しにしちゃってます。
というより、周囲のキャストがあまりにストーリーに忠実すぎて
プリンスのコミカルで大げさな演技に
あわせられないから破綻するのだと私は言いたいのですが
そんなのはっきり言って無理です。
プリンス一人が浮いている。
しかも、そんな大根役者が主演にしてプロデューサー。
もう、救いがたい構図です。

しかしこの映画は、そんじょそこらのB級映画より
はるかに見応えはある。
Purple Rainと違って、プリンスの演奏シーンなどは控えめで、
逆にママのおっぱいにしゃぶりつく赤子のような
プリンスのキス・シーンがやたら多い。
もう、ラブシーンから演技まで全て
プリンス、だめだめ。

というのは一般的見解。
私のような紫色に全身染まったプリンス信者の目からすると
プリンスが演じるワンシーン、ワンシーンの躍動感や
シナリオ全篇に通じる彼の稚拙なまでの理想に
胸をわしづかみにされたまま、虜になってしまうのです。
最後にプリンスが当時率いたバンド、レボリューションと共に
『Mountain』を演奏する姿が青空をバックに映える姿を見ながら
私は何故かひとり、ほろり涙を流すのでした。


やはり、プリンスは偉大です。
私は彼の熱演を一生忘れません。
できればこの映画をDVDにして欲しいくらいです。
そして私もピアノを勉強し
金持ちの貴婦人の前で爪弾きながら愛を囁き
最後は一人の女の為に、
さんざんワガママし放題で振り回した挙句
勝手に死んでしまいたいところです。

私は、やっぱり、プリンスになりたかったんだな。
俺も職場で、あんな感じで生きてみようか。
映画の余韻?に浸りつつ
そんなことを真面目に考えるワタクシでした。
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