そもそも、私がオンラインゲームをはじめようと思ったきっかけは
この大航海時代ONLINEの製作が発表された時からでした。
その後、当時猟犬がはまっていた信長ONLINEで半年ほどつなぎ
オンラインゲームになれた後に大海原へ、
という予定でした。
恥ずかしい事に私は、β版から参加しています。
いわば最古参のプレイヤー
の、はずなんですがね・・・
何しろ不器用でひとつのことにしか手のつかないタイプの人間なので
一時期は両立していた大航海時代と信長の生活も
半年ほどで続かなくなりました。
結果的に取捨選択したのは、
あれほど待ち焦がれたはずの大航海時代ではなく
猟犬につなぎだと勧められてしぶしぶ始めた信長ONLINE。
かたや、すっかり信長世界に遊び飽きてしまった猟犬は
俺のかわりにずっぽり大航海時代を続けるという
見事な食い違いだったわけです。
しかし、ちょうど私が職さがしで時間が空いたところに
正月やすみが重なり、
彼と半年振りに会った際、復帰を請われまして
続くかどうかはべつとして、正月限定の復帰を決断したのでした。
さて、はじめたのはいいのですが
あまりにもご無沙汰過ぎた私のディックガイ。
パウラとのレベル差が歴然としてます。
一緒にやれることが、本当はないんです。
もう、おんぶに抱っこで猟犬=パウラにすがりっぱなしでした。
まずはじめはニューイヤーイベントから。
ロンドンの怪しい券買員、牧師にシェークスピアと
まったく共通点のない面子からロット(くじ)を貰い、
酒場にいるお手伝いの少女たちからはニューイヤーボックスのプレゼント。
中身はランダムだそうです。



とりあえずくじとボックスで得たアイテムは、
酒場娘に貢ぐなり(これは陰謀だとパウラは言っていた)
寝る前に街中でバザール開いて軍資金にします。
信長ONLINEと違ってこのゲームでは
放置してても商売ができる仕組みになっているので
寝ている間にも勝手に商売できてしまうところは
社会人には優しい環境かもしれません。
地球にはとっても優しくありませんが。さて、その後はパウラに引率されて西アフリカ海域へ初航海。
PK海賊がうようよいるような超危険海域ですが、
イベントの進行上やむを得ません。
復帰早々目新しい南国の海岸線(と物騒な海賊NPCども)を眺めつつ
目標のカーボヴェルデを目指します。
寄航するなりさっそくラチられてイベント開始。
開始した先にはちゃっかりパウラも先回りして待っていました。

イベント中にもリュートをかきならすパウラを尻目に
ネーデルラントの『海の旅団』を率いるフレデリクは、
聞く耳も持たずに語り始めました。
ライザの上司キリングリューが
イスパニアのアルバ公と通じていること、
そしてライザの兄ウィリアムが
濡れ衣を着せられ投獄された真相などなど明らかにされます。
ウィリアムを救い出すには
アルバ公とキリングリューとの繋がりを白日の下に晒し、
投獄の理由となったイスパニアの密偵と接触しなければなりません。
まずはその密偵を見つけ出せとのことですが、
ディックガイは金田一くんのように鋭い視線で、
目の前に立つひとりのイスパニア人を指差したのでした。
「密偵は、貴様だ!」ばーん
そこに立っていたのはパウラでした……。
その後は、フレデリクとライザを放置し、
ひたすらふたりでなじりあいです。

不毛な我々ふたりに呆れたのか飽きたのか
もともとイイ感じのふたりは、浜辺へと歩いていくのでした。
恋人といえば、浜辺です。
そして浜辺といえば、花火をしりめに青xxと決まっています。
どうぞごゆっくり~

しかし、我々はそううかうかもしていられません。
この海域は、なにせPK天国といわれる西アフリカ海域なのですから。
急ぐようにパウラの船が帆を揚げ、
ディックも必死でケツにしがみついていきます。
しかし、西アフリカの海は、きれいでしたあ
村人もアフリカンでイイ感じでしたし。
こんどまた、ゆっくりときたいものです。

「のんびりしてる暇などあるわけないだろう?」
と、お小言を言われながら帰りに立ち寄ったカサブランカで
ついに出会っちゃいました。
PKの皆さんが3~4人もかたまって町に入ってきました。
焦るパウラに急かされながら、
こうして我々は碇を揚げて地中海に舞い戻ったのでした。
スポンサーサイト